林業の仕事とは?

林業の仕事はどんなことをするの?
林業でのお仕事を紹介します。

森林保育

森林の所有、保育の魅力の一つは、適切な森林経営を実践し、より多くの収益を目指すということです。
その一方で、収益を追求せず、先祖から引き継いだ森林を整備し次代に残したい人や、定年後の楽しみに森林経営にチャレンジしたいという人もいます。森林経営が社会貢献や自身の生きがいを模索する手段であったり、「森づくり」を通じてより多くの人とコミュニケーションを愉しむという選択もあります。

森林は、住宅や不動産とは違い、水を育み土砂災害を防ぎ、様々な公益的機能を発揮し、その地域の環境を支えており、地球温暖化の原因の一つとなっている二酸化炭素を吸収し酸素を供給するという働きもしています。森林を単に個人の財産としてではなく、健全に整備し保育してくことは、地域環境、あるいは地球環境に貢献するということを意味しています。
林業に関わるものとして、その価値観や生き方を反映した森林との関りを創り出し、健全な林業管理を進めていく責務があります。

林業経営管理

林業の成⾧産業化と森林資源の適切な管理の両立のため、森林所有者が経営・管理出来ない森林について、市町村が仲介役となり、森林所有者と林業経営者をつなぐ制度が、「森林経営管理制度」です。(2019年4月1日開始)

森林所有者には、適切な時期に伐採、造林、保育を行う「責務」が明確化され、適切な経営管理が求められているため、当社ではスマート林業をサポートする山林管理システム(山守りくん)の導入や、森林測量のための林業向けドローンのノウハウなども提供しています。

さらに、委託された山林の施業案の作成や実施に関係する書類作成など、管理業務を請け負い、持続可能な森林経営をサポートします。